2006-10-05 第165回国会 衆議院 予算委員会 第2号
また、ことしになりましてから、六ケ所村の再処理工場で順調にウラン試験が行われ、それが終了したといった出来事もありまして、ようやく長い間の足踏みの時期を脱却して、前向きに一歩踏み出したのが最近であろうというふうに受けとめております。
また、ことしになりましてから、六ケ所村の再処理工場で順調にウラン試験が行われ、それが終了したといった出来事もありまして、ようやく長い間の足踏みの時期を脱却して、前向きに一歩踏み出したのが最近であろうというふうに受けとめております。
これはある意味で設備面の対策でございますが、同時に、二〇〇一年から始めております通水作動試験、化学試験、ウラン試験、アクティブ試験では、順次これらの安全機能を確認するということをいたすと同時に、運転員等につきましては、フランスの先行施設に行きまして半年間のそれぞれ運転訓練を行うことなど、マニュアルの整備や運転員の技術力の強化も図ってきているところでございます。
加えて、原子燃料サイクル施設の最大の施設である再処理工場は、平成五年四月に工事が着工され、平成十九年五月の操業開始に向けて、現在ウラン試験が進めれているところであります。また、本年四月には、MOX燃料を製造するMOX燃料加工施設についても立地基本協定を締結したところであります。
六ケ所再処理工場は、一九八四年七月に立地を申し入れさせていただき、以降、建設、通水試験、化学試験など、約二十年を経まして、昨年十二月にウラン試験を開始いたしました。長きにわたり多くの課題を乗り越えてここまで来ることができましたのは、六ケ所村を初め青森県の皆様の御理解と御協力があったからだと思っております。
また、その後、十二月ころからでしょうか、六ケ所村の再処理プラントのウラン試験が始まりまして、今順調にテストが続けられております。さらに、去る五月三十日に最高裁で「もんじゅ」訴訟の判決が出まして、五人の裁判官が一致して同じ結論を出しまして、国側が逆転勝訴したわけでございます。
ウラン試験でございますけれども、昨年の十二月から実施をしておりまして、この二月に硝酸性溶液の漏えい等のトラブルがございましたけれども、全体といたしましては計画どおり順調に実施をされているというふうに承知をしております。
○稲見分科員 ウラン試験をする必要はないという理由がちょっとよくわからないんですけれども、先ほどから申し上げているように、東海でもやはり最初は模擬液を使った固化の試験から始まって、しからば今度は本当に、例えば劣化ウランであっても、どれだけの放射線量があるものが何度でどういうふうに固めることができるのかというふうな試験をやらないと、安全性というのは確認をできないんじゃないかなというふうに思います。
御指摘のとおり、ウラン試験の中では、劣化ウラン溶液を使ってガラス固化体にするというそういう工程にはなっておりませんけれども、ただ、ガラス固化体をつくるに当たりまして最も重要なポイントでございます、当該建屋が負圧になっているかどうか、あるいは排気筒がきちんと機能を果たしているかどうか、あるいは、いざというときにきちっと対応できるように特に電源面から問題がないかどうかというところ、いわば押さえるべきところについてはきちんと
高レベル廃液ガラス固化設備でございますけれども、ウラン試験につきましては、今御指摘の、ウラン溶液を用いた試験項目はございません。ウラン試験のいわば最終段階でございます総合確認試験の対象になっております。
これまで、従来の税制では二つだけが対象の費用になっておりましたけれども、六ケ所工場でウラン試験も始まるということで、対象の費用が明確になったということで、費用の対象を拡大いたしております。 他方、対象になります費用につきましては、従来は使用済み燃料全体ということでございましたけれども、今回は、六ケ所の再処理工場で再処理されるものを対象にいたしまして税制措置をとるということになっております。
そういう意味でも今回の基本方針決定が拙速であったということは指摘しておきたいと思いますが、結局、再処理工場のウラン試験を開始しなければならない。その前には、再処理は確実にやる、このお墨つきを与える必要があったからではないか、県と国のそういう事情があった。私は、しかし、明確な担保がない、お墨つきだけをもらっても矛盾は拡大するばかりなんだ、このことを強く指摘しておきたいと思います。
ウラン試験が始まったのは二十一日であります。私は、この報道を見て、やはりウランテストの開始がおくれるのを嫌って事故公表をおくらせたと見られてもやむを得ないのではないか、このように思いますが、いかがですか。
本件、ウラン試験とは全く関係のない施設だということがまず一点ございます。ウラン試験を行っているグループが今ありまして、第一グループと第二グループというところでウラン試験を開始しているんですけれども、それは使用前検査が終わり、保安規定が認可されたところでだけできるというような試験でございます。
まず、そういう観点からして、年内にも想定されているウラン試験というものを、これはとめなければならないというのが多くの関係者の願いでございます。 原子炉等規制法という観点からすれば経済産業大臣ということになるのかもしれませんけれども、研究開発を担ってきたという立場からすれば文科大臣の責任も免れない、こう思うわけでございまして、ウラン試験は、これは大臣、何としてもとめていただきたい。
何も年内にウラン試験をすることはない、ひとまず停止をして、立ちどまって考える、これはどうですか。年内にはやらない、もう少し慎重にやるという約束はできませんか。大臣、どうでしょうか。
○迎政府参考人 六ケ所村の再処理工場については、現在九三%ができ上がっておりまして、現在通水試験、化学試験、ウラン試験、それからアクティブ試験、こういうものが予定されておりまして、操業の見込みについては二〇〇五年の七月というふうに考えております。
再処理工場が本格的運転を開始する前、ウラン試験が開始された直後の一九七五年十一月に、衆議院の科学技術振興対策特別委員会で参考人を呼んでの集中審議が行われています。議事録を確認しました。
それで、いまから五年前に、あのいわゆるウラン試験中に起こったプルトニウム蒸発かん事故について清成理事長は「ウラン試験なるものは この試験を通じていろいろな設計上の点あるいはその工作上の点のふぐあいを発見して 徹底的に補修して、完全なものにしてホットテストに入りたい」こう言っているのですよ。ところが、一連のテストの結果、完全なものになっていないということがはっきり示された。
そして、当時の清成理事長も、ウラン試験はこの試験を通じていろいろな設計上の点あるいは工作上の点のふぐあいを発見して、徹底的に補修して、完全なものにしてホットテストに入りたい、こういうふうにおっしゃっているわけですね。ところが、いま完全でないことがまたわかってきたわけでしょう。こういうことから、この当時の教訓が十分に生かされたとはどうも考えがたいのでありますが、瀬川理事長どうお考えになります。
○中島参考人 五十年の十一月に、あのウラン試験中でございますが、そういうことがありまして、早速翌年二月から四月にかけまして再現性試験をいたしました。それで手順も改定いたしましたし、同時に計装回路も見直しまして追加しております。
四十九年十月に工事を終了して、引き続いてすぐ化学試験、つまりケミカルテストに移りまして、さらに五十年の九月からはウランを使ってコールドテスト——ウラン試験と言っておりますが、コールドテストを実施して、五十二年三月までこれを行ったわけでございます。
私は、最近ある雑誌に非常に率直に動燃のおやりになったいろいろな開発手順について御批判を申し上げまして、やはり少しいろいろスケジュールに迫られてお急ぎになったんじゃないか、もっとゆっくりなさってかえってよかった、たとえばウラン試験の段階でいまの蒸発かんとかそういうことは見つけることができたかもしれませんし、労働組合からもいろいろの指摘があったのをあえて無視されて、当時私はそういうことはどうかということを
また、私どものホット試験の前に実はウラン試験を約二年間やっておりまして、したがって硝酸の回収蒸発かんの運転というものは単にホット試験の間だけではなくて、ウラン試験の間もやはり硝酸でさらされておったということになりまして、硝酸の回収蒸発かんはウラン試験を含めると三年半ほど運転されたということになりますので、ある程度の消耗はくることは考えざるを得なかったと思います。
○牧村政府委員 先生御指摘のように、動燃の再処理施設がホット試験に入りまして、ウラン試験中あるいはホット試験中に、規制法に基づきまして報告のございましたトラブル、事故は六件でございます。
○牧村政府委員 この使用前検査の実施につきましては、今後固めてまいりたと思いますが、動燃の現在行っておりますウラン試験の結果等を踏まえて検査すべき項目等を固めてまいりたいというふうに考えております。したがいまして、十分ウラン試験を行わせてその性能を確認したいというふうな考え方でございます。
○牧村政府委員 再処理工場の建設が済みまして、御指摘のように通水試験をいたしまして、その後天然ウランを使いましてウラン試験というのを実施したわけでございます。これが昨年の初めに終了したわけでございますが、ここで起きましたトラブルは、二十五件のトラブルが発生いたしました。
ウラン試験をやったわけでありますが、そのウラン試験であったトラブル、それを幾つか挙げてもらえませんか。
また、その前にはウラン試験の結果を踏まえて、修正するものは修正していくのが姿勢でございますが、幸か不幸か——不幸かと言った方がいいのかもしれませんけれども、JPDRの場合には非常に燃焼度も低い燃料を使ったこと、それからもう一点は、キャスクの構造が違ったということもございまして、JPDRでもこういう金具を使って作業をしておるわけでございますが、その際には今回発生しましたような汚染が経験されておりません
先生御指摘になりました東海村の再処理工場でございますが、本工場は昭和四十六年に建設を開始いたしまして、以来、通水試験とかあるいは化学試験及びウラン試験、これは俗称コールドテストと申しておりますけれども、そういった段階を追って慎重に進められてまいりまして、このコールドテストの終わった段階で、本年春でございますけれども、原子力委員会といたしまして慎重な総合的なレビューをいたしました。
その後、建設に入りまして以降、そのスケジュールの各段階に応じましてウラン試験、現在はホット試験を実施中でございますけれども、そういう各段階におきましてステップ・バイ・ステップに安全性の確認を原子力委員会の場において行い、あるいは原子炉等規制法に基づきます施設検査あるいは設計工事方法の認可あるいは保安規定の認可等を通しまして、その安全性には十分な配慮を行っているということでございまして、安全性につきましては
○説明員(石塚貢君) カーター政策で言っております再処理工場についての批判といいますか、そういったものは、安全性という面よりは、むしろフィジカルプロテクションでございますとか、核拡散という面からの指摘であるというふうにわれわれ理解しておるわけでございますが、安全性につきましては、御承知のとおり、ウラン試験あるいはホット試験を通じまして、いろいろなふぐあいな個所の発見に努め、そういったものを改良していく
すでに動燃の再処理工場の規制面につきましては、原子力委員会の核燃料安全専門部会におきまして設計段階からウラン試験の段階、現在ホット試験をいたしております。そういうような段階段階に区切りまして安全審査をしてきた、その経験がまず第一にございます。